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| 第3次中期ビジョンを考えるにあたって・・・ |
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私たちの幸せ実現は職場と社会とのつながりを考えることから始まる |
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イオンで働く私たちは現実の社会に暮らし、生きています。イオン労働組合の活動目標を考える際、職場だけではなく、暮らし、生きている社会の現実から時代環境を捉え、根本的な課題を認識する必要があります。なぜなら、私たちは、イオンの従業員であり、イオン労働組合の組合員ですが、地域で暮らし、社会で生きているからです。 職場での上司との関係や労働条件、会社方針に対する信頼関係などを考える前に、論議の視点をもう少し広げ、私たちと不可分な関係にある、私たちが暮らし、生きている社会のことを考えることから根本的な課題を捉え、第3次中期ビジョンを検討していきたいと考えます。 |
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暮らすことと・働くことのつながり −すべて自分が生きている時間− |
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「こうあればいいのに」「こうしたいのに」。職場で良く聞かれる声です。そして、私たちは、この状況を「納得せず、おかしいな」と思い、我慢するどころかストレスさえ感じている人もいるのが現状です。しかし、日々の暮らしの中で、家族や友人・尊敬する先輩に対しては、自分の価値観=生き方で接しているはずです。「いやいや仕事」は「いやいや人生」につながるかもしれません。「働きがいを高める」ことは「自分らしく生きること」につながります。 |
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今、私たちが生きている社会の現実とイオンの現状
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歴史的転換点に差し掛かっている社会 |
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私たちが生きている現実の社会は今まさに、歴史的転換点を迎えているといっても過言ではありません。世界規模では解決の方向性が未だ見えない環境問題や南北問題・民族紛争、日本国内では、企業の不祥事・犯罪の多発・政治家の汚職・倫理道徳の荒廃など混迷を深めています。 また、世界に類のない少子高齢社会の進展・破綻寸前の国家財政・信頼が揺らぐ社会保障制度など私たちの暮らしに直接影響を及ぼすにもかかわらず解決されない課題が山積しています。 そして、何よりも気がかりなのは、「知らぬ存ぜぬ・事なかれ主義・あたらずさわらず・非表面化・対人関係不足」などの人の意識の問題です。 |
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イオン鰍フ現状 |
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イオン鰍ノ働く私たちは当然、現実の社会に暮らし生きており、現実の社会に大きな影響を受けています。流通業界での競争環境激化の中、企業として当然のように、競合に打ち勝つべく政策立案を行い実施されてきました。しかし、気がつけば、私たちは「商品」が仕事の基軸ではない・お客さま第一を突き詰めて考えていない・自分がしたいことを行動に移さない、などの状況に陥いっていました。 このことはディベート2005の中で組織風土の課題として踏み込んだ論議が行われ、『従業員が前向きになれるかどうかが大事であり一人ひとりを信頼し、仕事を「やらせる」ではなく「委ねて、任せる」マネジメントを進めていく』と確認されました。また、この間、イオン労働組合は「働きがいを高める」という目標のもと、組合員の関わって何かをしたいという思いを軸に運動を展開してきました。 しかし、社会全体の現実が会社政策に対して、また職場で起きている事に対してどう影響を及ぼしているのかという関わり・つながりの中で対峙できる基本的考え方を持って対応してこなかったという反省が残ります。 |
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| 克服の道筋と私たち労働組合の役割 |
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「私たち一人ひとり」が「こうありたい職場」 「こうありたい社会」「ありたい自分」を考え・実践すること |
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私たちは職場において、家庭において、社会において「自分らしく生きられること」を人間の根本として望んでいます。社会に生きている私たちが望んでいるということは、必然的に社会が望んでいることになります。そして、「こうありたい」を実現する全体システムが社会であれば、労働組合はそのサブシステムであるといえます。従って労働組合の運動が「こうありたい社会」に向けて取り組むのは必然となります。 しかし、「こうありたい」を考えたとき、私たち日本人の歴史的アイデンティティやメンタリティに根ざす大切にしてきたものを根本におかなければなりません。 私たちは家庭では家族と、職場では先輩・後輩と、地域では隣人と、それぞれの共同体の中で働き、暮らし、生きています。必然的に「こうありたい」は共同体の中で形成され、自分だけでは実現できず、まわりの人々に支えられて実現されます。そして、まわりの人々の「こうありたい」を自分が支えてあげることで「つながり」ができます。私たちイオン労働組合はこの「共同体の在り方」を活動の根本において運動を進めていきたいと考えます。現在は市場主義のいきすぎで、共同体の良さが失われつつある、あるいはバランスを欠いている状態であり、社会問題や害を露呈しています。 私たちは、日本人のメンタリティに根ざす「共同体としての良さ」を運動の基盤におくことで市場主義とのバランスをとり、「こうありたい社会」を実現していきます。 |
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労働組合の社会的責任 |
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労働組合は最大の大衆組織であり、社会全体が向かう方向に対して運動を展開することで大きな影響を与えることができます。しかし、運動の在り方は独善的であってはならず、社会が良い方向に向かうための「カウンターカルチャー」の役割だと認識しています。今後はこの役割をこれまでより強く意識するとともに、活動の実践を通じて社会的責任を果たしていく必要があり、また、そのためにも、私たちが目指す運動目標と果たすべく役割を経営側にも理解していただき、新しい労使関係を構築する必要があります。 |
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私たちの基本姿勢と取り組みの考え方
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ひとつ上のステージへ果敢に挑戦 |
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中期ビジョンの取り組みは「参加関与機会の増大」を基本戦略にすえ、既に7年間が経過しました。この間、活動の実践から、今後の活動の軸になる下位戦略である「世話人創造戦略」が案出され、総意形成手法も「執行部提案意見集約型」から「対話・信頼・納得型」へと発展し、一定の成果を収めることが出来ました。これからも「働きがいを高める」ことを運動目標に置くことに変わりはありませんが、「社会とのつながり」をより強く意識することで「働きがいを高める」という目標がより早く確実に成果につながると確信するとともに、「社会を牽引するイオン労働組合」として、ひとつ上のステージへ果敢に挑戦していきます。 |
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行動する人が考え、実践し、つながる組織運営を基本とします |
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職場で行動する人が考え、実践し、つながるということは、労働運動の原点です。これまで以上に、丁寧に情報を共有化し、対話することで人と人との「つながり」を創りながら活動を展開していきます。また、現在組合員化に取り組んでおり、第34期後に7万人余りの組合員体制を予定しています。多様な価値観を尊重し合い、相互に助け合える組織運営、また、あらゆる機会で「何を目指しているのか」「何故目指しているのか」を理解・共有できる組織運営をしていきます。
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